憧れの二重になるはずが・・・まさかの失敗?
【大手美容クリニックなら安心・安全の思いこみ】
私は子供の頃から一重の腫れぼったい目がコンプレックスでした。とくに太っていたわけでもないのですが、目元の印象がぼってりしているので全体的にぽっちゃりした印象をもたれているのではないか…。暗い顔をしているのではないか?それがとても嫌でした。
中学生当時好きな男の子もいたのですが「こんな一重の暗い顔の私なんか、誰も相手にしてくれない」と最初からあきらめて、恋愛とは距離を置き一重を隠すために眼鏡をかけて地味に過ごす日々。本当は男の子ともっと仲良くしたかったのですが、中学・高校時代は恋愛とは無縁。
短大も女子大だったことと引っ込み思案な性格&一重の外見からボーイフレンドとも無縁。たった一度の学生時代はとても残念な感じでした。
【短大卒業後、二重手術を決意!…でも大失敗】
短大卒業後就職をして自由に使えるお金が手に入るようになり、思い切って二重手術を受けてみることに。当時は「テレビや雑誌でバンバンCMを流しているクリニックが一番安全で安心なんだ」と思っていたので、自宅から近い駅前のある有名クリニックで施術を受けました。
そのクリニックは「腫れない埋没法」がウリで、なんの疑問ももたずに施術してもらったのですが、腫れないはずなのに術後すぐに違和感を覚え、鏡を見たらまぶたがパンパンに腫れていて本当に驚きました!
「まぶたがパンパンなんですけど!」とスタッフの方に言うと「全然腫れていません。そのまま帰宅して大丈夫ですよ」と明るく返事をされて絶句してしまいました。
帰宅してよく見ると左右のラインがガタガタしていて、幅もなんだか不揃い。就寝後まぶたあたりから体液(粘液?)のようなものが染みだして痛みを感じ、手術した夜は眠れませんでした。地獄のダウンタイムでした。
「あんな有名なクリニックで手術してもらったんだから大丈夫なはず」となんとか自分を納得させましたが、まぶたの違和感はなかなか消えません。半年たってもゴロゴロとした変な違和感。しかも左右のラインが合っていないんです。「これはおかしい」と、施術してくれたクリニックに相談したのです。
【大手美容クリニックなら安心・安全の思いこみ】
問題のクリニックに相談し再度診療を受けたところ「手術に問題はありません。左右のラインもずれていませんよ。違和感が嫌なら抜糸しますが、どうしますか?」冷たい対応をされさらに落ちこみました。その時は「しばらく考えます」と言って帰宅しました。
大手美容クリニックなら大丈夫だと思いこんでいたのですが、ブランドや自宅からの距離、費用の安さなどで安易に施術先を選んだことを本当に後悔したんです。
美容外科手術ですし針や糸をつかうわけですから、まぶたが腫れないはずがありません。それなのに「まぶたが腫れない埋没法」をキャッチフレーズにしている時点で「ん?おかしい」と気付くべきでした。
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落ち込む私が出会った新しい手術方法とは
【失敗事例が散見される「埋没法」】
手術後、埋没法のことをネットでいろいろ調べていると意外なことがわかりました。この方法は確かに短時間で施術が終わり、費用も安くて多くの方が利用していますが失敗することもあるのです。
埋没が取れてしまう方も若い方だと約25~35%もいるんだとか!この数字、多いか少ないかは受け止め方が違うかと思いますが、私は意外と多いと感じました。
なかには思うようなラインにならずいろんなクリニックを渡り歩いて施術しては失敗し、また失敗し…の連続という不運な方もいるようです。そういう方の写真を見ると、まぶたに手術跡が残っていてとても痛々しいんです。「こうはなりたくないな~」とゾッとしました。
たくさんの方が施術してもらっているわけですから、失敗例が多いのは当然ですよね。でも一番の問題は腕の良い美容外科医にたどり着くまで何度も手術を繰りかえすということ。
それに手術の内容をしっかり教えてくれず、患者の違和感や施術ミスに真摯に向き合ってくれない医師もいるので、医師の技術と人柄はしっかり見抜かなければなりません。
【腫れない・切らないLS法に出会う】
二重になったのはいいけれど目元の違和感や仕上がりに納得できなかった私は、埋没法以外の整形手術のことをいろいろと調べていました。そんなときふと見つけたのが「腫れない・切らない・痛くない」という触れこみのLS法だったのです。
このLS法はまったく新しい施術法ではなく、埋没法の欠点を医師の技術と経験により改良した「改良型埋没法」と呼べる方法。「すごいな」と思ってネットを調べていると、かなり好意的な口コミが多く実際に施術した方の写真や感想から「これは信頼できる方法かもしれない!」と確信しました。
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埋没法とLS法の違い
【埋没法とは?】
私が最初に受けた埋没法についてまとめました。
施術方法
埋没法は医療用の極細糸(0.030mm)を使って二重にしたい希望のライン状で眼瞼挙筋か瞼板を留めて二重を作りだします。メスで目頭を切開することはないので比較的安全ですね。外科手術用の糸と針を使い「点」でまぶたを引きあげます。
手術時間や費用
手術にかかる時間は約10~15分とかなり短く、局所麻酔使用でお手軽です。もちろん大掛かりな手術ではないので費用も両目で約5~7万円前後が相場になります。
社会人になりたての方、学生の方など高額な施術費が出せない方にとってこの方法はとても魅力的ですよね。糸を取ればもとに戻るので「失敗した」と思えば再手術もできそうですが、医師によってかなり強く糸を食いこませているケースもあり、そうなると糸を取るのも大変だとか。
また糸がまぶたに癒着することがあるので、糸が取れなくなることもあるそうです。こういったリスクを考えて、最後は自己責任で施術を受けなければなりません。
問題点など
埋没法はまぶたの裏側に糸が出てしまうので、角膜を傷つけたり目やに、炎症が出る可能性があるそうです。なるほど、術後にまぶたから体液が出ていたのは目やにだったのかもしれませんね。また私が感じていた違和感はまぶたの裏に露出した糸のせいかもしれないと判明しました。
【LS法とは?】
LS法は従来の埋没法の欠点を改良した方法だそうです。
施術方法
筋肉の流れに沿って医療用の極細糸を通して点ではなく「線」で支える方法です。点で支える埋没法だと点の部分だけに力がかかってしまうのですが、線で支えるので不自然さがなく生まれつきの二重の方のようなきれいな目元に仕上がります。
施術費用や時間など
施術費用は「両目で10万円」のようなメニューではなく、患者のまぶたの厚みや二重にしやすいかどうかで違ってきます。安い方だと両方で10万円、まぶたが厚く施術しにくい方には強めに糸を通す方法があり、その場合は施術費用が24~30万円になることも。
埋没法に比べると明らかに割高なので、慎重に検討しなければなりません。施術時間は20~40分と長めで、ゆっくり確実に手術してくれる点はとても安心できます。
問題点など
高額な施術なのであまり多くの方が経験されていないのかもしれませんが、悪い口コミはほとんどありません。ただ問題点は平行型の二重にするとき、目の形によっては施術ができないケースがあるとのこと。このあたりは最初のカウンセリング時にしっかり説明してもらえるので、心配しなくても大丈夫です。
他院で受けた埋没法を修正してもらったら
【先生のカウンセリングが丁寧だった】
LS法を実施されているアーティスクリニックに予約を入れ、指定された日にクリニックへ。院内はとてもきれいで落ち着ける空間でした。ほかの方と顔を合わせずにすむように、仕切りもバッチリ。
対応してくださったスタッフの方がすごくきれいな二重だったので「もしかしてこの方は、こちらのクリニックで施術したのかしら?」と思ってしまいました。対応してくれた先生はとても気さくで、私の子供の頃からのコンプレックスや暗黒の学生時代の話し、ほかのクリニックで二重手術をして失敗した話しなどとても親身になって聞いてくれたので、まずカウンセリングの時点で信頼できました。
先生の見立てではやはり私の場合、まぶたの違和感は、埋没法の副作用でまぶたの裏にしこり?のようなものができているため。そして左右のバランスの悪さは医師の技術によるもの…とのことで、前回失敗した理由がわかって安心しました。
30分以上も先生とスタッフの方と話をさせてもらえて、安全性の説明、抜糸と再手術のラインの相談にも親身になって乗ってもらえて、涙が出そうになりました。
そういえば前のクリニックでは、先生と10分くらいしか打ち合わせしなかったような…。カウンセリングにどれだけ力を入れているかはすごく重要なポイントですね。
【緊張の施術…でも痛みはナシ!】
カウンセリングを終えた日に手術する日を予約しなおして、いよいよ手術当日。
前に受けた埋没法の時よりも、麻酔に時間をかけてゆっくりと施術してくれたので痛みはほとんどなく、手術中もまぶたをいじられている感覚はありましたが辛くはありませんでした。処方された痛み止めも後で飲むこともありませんでした。
私の場合は一度他院で施術しているのでその糸を抜き、再度施術という流れ。一時間ぐらいだったと思いますがあっという間でした。費用は約30万とやや高額でしたが、私の場合は一度他院で施術しているのでその糸を抜き、再度施術という流れ。けれど、あっという間の40分でした。
【やっと理想の目元になりました!】
私の理想は「ぱっちり幅広二重」だったのですが、やっと理想の目元になれました。しかも前回のような目のゴロゴロ感は一切なく、眼科でコンタクトを作ってもらったときも二重整形のことは全然ばれませんでしたよ。
手術費用は高かったのですが、やっぱり高いだけのものはあったと思います。今はメイクやファッションを思う存分楽しみ、合コンにも積極的に参加しています。
彼氏ではないのですが、仲の良い男友達もできました。これからは自信をもって前を向いていけます。
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